チャチューンサオのリゾート

チュチュンサオ郊外のタワンオーク交差点の近くにある老舗の6階建てリゾート。元々は1990年代に「ロイヤルプリンセス」のブランドホテルのひとつとしてバーンパコン川沿いにてオープンした名門の血筋を持つ。ホテルの外観及び基本ハードは創業時からのものをほぼそのまま受け継いではいるものの、客室および浴室のハードは全面的な近代化リニューアルが施されている。特筆すべきは基本ハードの高さに起因する豪華なコモンスペース（ロビー周辺及びプールサイド）、および、バーンパコン川に面するのどかな立地なのだが、客室内も質の高い内装が施され滞在時の満足度は極めて高い。特に、壁際の間接照明を主体にした優雅な雰囲気づくりやバスルーム周りの収納は1クラス上の高級感が感じられる。公共交通機関でのアクセス性こそいま一歩だが、完成度の高いホテル・客室設備は納得モノであり隠れた優良リゾート・ホテルであると言える。